日本は、今、急速に国際化しつつあります。しかも、この国際化の過程は、一方通行ではなく、日本人は外国へ、外国人は日本へと両面通行です。驚異的な交通、通信手段の発達によって、私たちと世界との距離が縮まり、「物」主体の経済的な交流も重視される時代になってきました。 そうした中で、語学は、外国や外国人の人々を、よく深く知り、コミュニケーションを図るための有効な手段として、重要な役割を果たします。赤ん坊が母親から、ことばを覚えていくように、ことばは、小さいうちに、しかも、楽しく学ぶことが大切です。学校の内外において、語学教育に携わる諸先方が「ことば」としての語学に、それぞれのポリシーを持って、教育に取り組んでいらっしゃることを、心強く思います。 全国児童英語技能検定試験は、このような熱心な英語教育の先生方の叡智を結集して生まれた試験制度です。このユニークな試験問題は、見るだけでも楽しい内容で、子供たちもきっと喜んで受験してくれることでしょう。この検定試験が、子供たちにとっても、先生方にとっても、目標となり、励みとなることを念じてやみません。 | 全国児童英語検定協会会長
長谷川 潔
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<検定委員の紹介> 上智大学外国語学部教授 吉 田 研 作 子ども英語教師の会代表 仲 田 利 律 子 (順不同)
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こちらは北海道新聞です |
こちらは琉球新報社です |